中学受験 読者の喜びの声 本番を意識し規則正しく

今週から、中学入試を終えた朝小読者の「合格体験」を紹介します。行きたい学校をいつごろ決めたのか、どのように勉強に取り組んだのか、来春以降の受験を目指す人は参考にしてください。(寺村貴彰)

難しい問題にいどみ続けた

東京・開成中に合格 池一樹さん

4年生のときに開成中の文化祭に行き、先輩が積極的に話しかけてくれたことで、「この学校に行きたい」と思うようになりました。入試本番は、算数と理科、社会は手応えがあったものの、国語がいま一つ。不安な気持ちをかかえたまま合格発表に向かい、自分の番号を見つけたときは、これまでの思いが報われた気がしました。

模擬試験では合格可能性がおよそ60パーセントくらいで、安全圏ではありませんでした。本番ギリギリまで算数の難しい問題にいどんで力をつけました。理科や社会は、過去問(実際の入試問題)を解き直しては、まちがえた問題をノートにはりつけました。

苦手な植物の分野では、用語といっしょに図もつけて、一目でわかるように工夫しました。社会はお母さんに年号の暗記カードをつくってもらいました。塾まで片道40分かかるので、その時間を使って覚えました。

2月1日の入試日は、一度、塾に集合してからみんなで開成中に向かいました。仲間と話すことで、あまり緊張せずに受けることができました。

生活面にも気を配りました。6年生になってからはずっと、午後11時に寝て、朝6時に起きる生活を続けました。試験の時間に合わせて、頭が働くようにするためです。

朝小は学校から帰ってから、まずはまんが「そらペン」や歴史まんが、そのあとで1面のニュースを読みました。朝小の時事問題対策用のPDF(登録した人に9~12月に定期的に配信)がよくまとまっていたので、役に立ちました。

ノートにまとめ、受験会場へ

兵庫・神戸女学院中学部に合格 松井心さん

本番では、得意の国語は手応えがありましたが、他の教科にあまり自信が持てませんでした。合格発表で自分の番号を見つけたときは、信じられない気持ちでいっぱいでした。試験の合間の休み時間に、塾の友だちと話して緊張をほぐせたのがよかったのかもしれません。

社会の地理が苦手で、各都道府県の特産品などが覚えきれなかったため、試験前日まで取り組みました。わからなかった用語はノートにまとめ、受験会場に持って行きました。結果的に、それを見て落ち着くことができました。

体調管理にも気を配りました。1か月前からはマスクをつけ、かぜをひかないように注意しました。体の調子を整えるヨーグルト飲料も欠かさずに飲むようにしました。

5年生のときに文化祭を訪れ、自然がいっぱいの校内や自由な校風にひかれて、この学校を志望しました。成績がのびず精神的につらいときは、本を読んだり、ピアノをひいたりして息抜きをしました。よく読んだのは、入試にもときどき出される重松清さんの作品です。

朝小では「よみとき天声人語」が役に立ちました。わからない語句の説明ものっているので、おすすめですよ。

【朝日小学生新聞2018年2月25日 掲載】