先輩教えて! 試験前日当日、どう過ごした?

いよいよ受験シーズン。去年、中学受験を突破した先輩たちは、試験前日、当日どんな気持ちで、どんなことをして過ごしたのでしょうか。(今井尚)

いつもの勉強、息ぬきもする

山中雄太さん(神奈川・サレジオ学院中1年)

試験前日はなるべくいつも通りの一日を過ごすようにしました。試験まであと10日というときにインフルエンザにかかってしまったため、そのまま受験期間が終わるまで学校はお休みしました。試験前は一日中家にいて、割合のんびり過ごしていました。

勉強面でも、前日は塾のテキストの問題を解き直していました。夜になって、まだ解けるようになっていない問題にたまたま当たり、少しあせりましたが、そのときは父に教えてもらい、解決しました。

ぼくはゲームが好きで、毎日の息ぬきにしていたので、前日も同じようにしました。持ち物(受験票や筆記用具など)の確認をすませ、着て行く服を決め、夜9時ごろにはねましたが、やはり緊張し、よくねられませんでした。

当日もいつも通りに起き、朝食を食べたあとは漢字や計算の練習をし、道中は、時事問題など社会の暗記のテキストを読みました。

会場には早めに着くように出たので、人通りもそんなに多くなく、落ち着いてたどり着きました。

ふり返ってみてよかったのは、もともと周りに流されないタイプなので、成績が落ちても前向きにとらえられたことです。マイペースをつらぬき、根をつめることもせずに過ごしました。

みなさんも、一問一問を大切に解いてください。最後まであきらめずにがんばってください!

夜8時半に消灯、朝に集中

石塚雅さん(京都・洛南高校附属中1年)

受験前はとにかく早くねました。いつもは夜10時半ごろまで勉強するのが普通でしたが、入試1週間前ごろから朝型に切りかえ、夜8時半から9時ごろにはねられるように生活パターンを修正していました。

前日も塾のプリントに目を通すくらいにして、夜8時半には電気を消しました。「あとはやるだけだ」という気持ちでした。

受験票などに加え、寒さ対策のカイロも用意しました。筆箱の中にはお気に入りのシャープペンを入れました。受験勉強をともに過ごした相棒。「これやったらいける」――そう信じることができました。

試験当日は、塾で早朝特訓がありました。朝、集中して問題を解くことで、頭の回転を上げました。

会場へ向かう途中、普段はあまり会話しないお父さんが「がんばってこいよ。力を出し切るんやで」と声をかけてくれ、「よし、やったるで」という気持ちになりました。

ふり返ってみれば、過去問(実際の入試問題)を5年分くらいしっかり解き、直しをしっかりして、解説を読んだのがよかったかなと感じます。

いまは「競技かるた部」に入り、優しい先輩と仲間といっしょに毎日がめっちゃ楽しいです。

受験の真っ最中はしんどいので、にげたくなるけど、終わったらがんばってよかったって、きっと思えます。ぜひみんなもがんばって。

【朝日小学生新聞2018年1月7日 掲載】