中学受験 読者から喜びの声 時事対策と息ぬきは朝小で

今週も、朝小読者から届いた「合格の喜びの声」を紹介します。成績がのびなやんだときの立て直し方や、スポーツとの両立法などを教えてもらいました。(寺村貴彰)

見直しを徹底、演習量が自信に

神奈川・フェリス女学院中に合格内田柚希さん

受験が終わってみると、ホッとした気持ちと、塾の楽しい授業が受けられず、友だちと会えなくてさびしい気持ちが半々です。

中学受験をしようと決めたのは、高校受験のない中高一貫校の方が、部活や勉強に打ちこみやすいと考えたからです。2歳のころから英語を習っていたので、「英語に力を入れている学校」が選択肢の一つでした。

3年生が終わるころに塾に通い始め、志望校を選び始めたのは5年生になってからです。いろいろな学校の文化祭や学校説明会に参加すると、それぞれの学校の特徴が見えてきました。志望校に選んだフェリスは、生徒が文化祭を自主的に運営し、自由な校風も感じました。さらに英語にも力を入れていることもポイントでした。

模擬試験の成績はおおよそ合格圏内をキープしていましたが、5年生から6年生にかけて、算数で計算ミスを連発。不安な時期を過ごしました。そこで「自分を疑うこと」を徹底しました。計算問題などの小問を終えたら、その小問をふくむ大問を解いた後、必ずもう1回解き直します。時間はかかりますが、解けそうにない問題を飛ばすことで調整します。
問題を選ぶ目を養うために、できるだけ多く問題を解くようにしました。量をこなすことが「大丈夫」という自信にもつながりました。

成績が安定していた社会は、朝小を読んでいた経験が生きました。歴史まんがで時代の流れを確認したり、毎週月曜の「おさらいジャンケンポン」で、時事問題対策をしたり。学校から帰ってから新聞を読む5~10分が楽しみでした。

ネット学習で時間をやりくり

兵庫・灘中に合格 濱浦功行さん

塾の勉強を始めたのは4年生から。授業をインターネットで見る勉強法です。放課後に遊んだり、サッカーに打ちこんだりと、やりたいことがたくさんあったので、時間を有効に使えるこの方法を選びました。

リビングルームでヘッドホンをつけて授業を受け、わからない問題は両親に聞きました。復習テストは塾に郵送し、月に1回のクラス分けテストは受けにいきました。

5年生から志望校を選び始め、さまざまな学校の学園祭を見ました。自由で生き生きとしている生徒の姿を実際に見て、第1志望を灘に決めました。

6年生から塾に実際に通うようになると、ライバルの存在が刺激になりました。「負けたくない」という思いで、夏休みは塾に午前9時半に着いてから、おそい日は午後11時まで勉強することもありました。昼と夜の分のお弁当、塾への送りむかえなど、両親のサポートも力になりました。

夏休みが明けて学校が始まると、授業中にねむくなる日もありました。でも、休み時間のドッジボールや、起きてすぐに朝小を読むことが気分転換になりました。特に、まんがや「From灘」などの進学校の先生が書くコラム、合格体験記などが参考になりました。テレビを禁止されていたため、最新のニュースは朝小で補いました。

本番の数週間前から追いこみをかけようと思うかもしれませんが、直前に夜おそくまで勉強するのは逆効果です。最後は健康管理を一番に考えてください。

【朝日小学生新聞2017年3月5日 掲載】