受験校選び、今やること… 行事や説明会に参加しよう

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春の時期に、学校行事を公開している私立中学校があります。またゴールデンウィークにはさまざまな合同説明会も開かれます。受験校を選んでいく上で、この時期何をしたらいいか、連休中どう過ごすべきか、栄光ゼミナール入試サポート部の竹本稔さんに聞きました。(今井尚)

学校の雰囲気、設備チェック

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文化祭など学校行事は秋に多いですが、たとえば東京なら5月8日に運動会を予定している開成中、5月2日~4日に文化祭を行う麻布中など、春に行事を公開している学校もあります。また説明会やミニ見学会を開く学校もあります。

学校の訪問では、パンフレットやウェブサイトだけでは感じられない学校の雰囲気を知ることができます。

必ず見てもらいたいのがその学校が売りとしている設備です。体育館を二つ備える学校や、プラネタリウムがある学校、充実した図書室をほこる学校などがあります。どんな教育に力を入れているかがわかり、入学後、自分がそこで何ができるか、したいかを考えることができます。

また在校生の案内役の生徒が、見学に来た小学生を案内してくれる学校もあります。在校生のようすを見て、あるいは話をして、その学校の校風を感じた上で自分に合った学校を見つけると、その後の受験勉強のやる気を維持することにもつながります。

一方、はば広く学校について調べておくことも大切です。中学受験では、偏差値でいまの自分のレベルの5~10程度上の学校に目標を定めて取り組むことが多いですが、あこがれの学校、チャレンジ校については目が行きやすく、熱心に調べがちです。ところがいざ受験が近づいた時期になってから、「併願校」とよばれる学力相応の学校についてあまり調べていなかったことに気づき、あわてる子もいます。
一般的に4年生ごろから学校見学を始めます。なるべく早くから学校に出かけて雰囲気をつかむのがおすすめです。

合同説明会で資料集め

合同説明会はたくさんの学校が一か所に集まるので、一度にいくつもの学校の資料を集め、実際に話を聞くことができる点で、保護者にとってもよいチャンスです。
ただ、限られた場所と時間なので、深く知るという点では不十分かもしれません。合同説明会で多くの学校を知り、気になった学校に実際に足を運ぶ、という利用法がよさそうです。

大型連休は予定を立てて

「夏を充実させるための予備練習」として大型連休の過ごし方は重要です。
6年生の夏は、中学受験で、とても大切な時期です。やるべき学習はたくさんあります。それを確実に身につけるには、あらかじめスケジュールを立てて、それに従った規則正しい生活と学習をすることが大切です。ゴールデンウィークはその予行演習をする絶好の機会。旅行に行ったり休みを取ったりすることがあっても、スケジュールを立てて過ごしてください。うまくいかないこともあるでしょう。でもダラダラ過ごしてしまうと、同じことが夏に起こるでしょう。

5、4年生は勉強だけでなく、博物館に行くなど休日ならではの、いろいろな経験をしてください。6年生になる前から生活のリズムを身につけましょう。

【朝日小学生新聞 2016年4月17日(日)掲載】