体の動きで気持ちをあやつろう

しみず・あきひろ
東京大学教育学部、同大学院で学ぶ。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京・京都・大阪で運営。勉強法についての著書多数

体の動きで気持ちをあやつろう

肩を落として背中を丸めた様子を見ると、顔を見なくても落ちこんでいることがわかります。悲しいときや楽しいときなど、気持ちに合った体の動きってありますよね。実は、このような体の動きが気持ちをかえるという研究があります。

集まった人たちを「背中を丸めてしょんぼりして歩いたグループ」と、「右と左、同じ側の手と足を出して歩くという変な動きをしたグループ」にわけ、歩いた後の気持ちを調べてみました。すると、しょんぼり歩いたグループは元気がなくなり、変な動きをしたグループはどんどん元気になったのです。

これは「変な動きをしているということは楽しいにちがいない!」と、脳がかんちがいするからだといわれています。変な動きでなくても、楽しそうにスキップするのもいいそうです。落ちこんだときや、元気が出ないときは、あえて変な動きをしてみるのはいかがでしょうか。

【朝日小学生新聞2022年10月28日 掲載】