よく歩くと脳もよく働く

しみず・あきひろ
東京大学教育学部、同大学院で学ぶ。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京・京都・大阪で運営。勉強法についての著書多数

よく歩くと脳もよく働く

日本でもっとも多くの人がしている運動って何か知っていますか。正解は「ウォーキング」、つまり歩くことです。「歩くなんていつものことじゃん!」と思うかもしれません。しかし、NHKが5年生の1日の歩数を調査したところ、1980年は約2万3千歩だったのが、30年後の2010年は約1万3千歩に減っていたそうです。あたりまえに思える「歩くこと」が、かなり減ってきているのです。

でも実は、歩くことは体だけではなく脳にとっても、重要です。歩くと全身に血液がめぐるので、脳にも十分な酸素が送りこまれます。よく歩く人は勉強することに対してストレスを感じにくい、というフィンランドの研究もあります。

エスカレーターやエレベーターを使わないなど、ふだんの生活の中で、歩くことを心がけると頭もよくなるかもしれません。熱中症に気をつけながら、ぜひ歩いてみてください。

【朝日小学生新聞2022年7月22日 掲載】