あきてもいい ゴールを決めよう

しみず・あきひろ
東京大学教育学部、同大学院で学ぶ。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京・京都・大阪で運営。勉強法についての著書多数

あきてもいい ゴールを決めよう

「あきっぽくて習い事や勉強が続かない」と、なやんでいる人はいませんか。たしかに興味がある一つのことを究めるのはすばらしいことです。でも「興味を持ち続けられない」というのも悪いことではありません。京都大学の研究を紹介します。

高校生のテストの成績と興味の一貫性(同じものに興味を持ち続けること)の関係を調べたところ、あまり関係がありませんでした。一方、投げ出さない気持ちが強い人ほど成績がよかったそう。興味が続くかどうかより、中途半端で投げ出さず、やり切ることの方が重要です。

とはいえ、興味がないことを無理に続けるのはつらいですよね。そんなときは自分なりのゴールを決め、そこまではやり切るようにしてみましょう。たとえば「算数のこの分野はあきたけど、このページまでは終わらせる」というように。ゴールを決めれば、気持ちよく次のチャレンジにつなげられますよ。

【朝日小学生新聞2022年3月18日 掲載】