言語学習はピアノや工作で?

しみず・あきひろ
東京大学教育学部、同大学院で学ぶ。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京・京都・大阪で運営。勉強法についての著書多数

言語学習はピアノや工作で?

「ピアノは脳によい」という話を聞いたことはありますか。「東大生の2人に1人がピアノを習っていた」というアンケート結果もあります。では、なぜ「ピアノは脳によい」といわれるのでしょう。一説では、手を器用に使うことが脳をきたえるそうです。手を器用に使うのはピアノだけではありません。工作だって同じ。実際に工作も脳をきたえるそうです。あるフランスの研究を紹介します。

フランス語の勉強をしているときと、ペンチで作業をしているときの脳を比べたところ、脳の同じ場所が活発に働いていました。つまりペンチなどの工具を使って工作することで、言語について勉強するときの脳をきたえることができるのです。おもしろいですよね。

「図工や音楽は勉強に関係ない」と思うのではなく、なにごとも夢中で取り組んだら、後でいろいろつながってくるのではないでしょうか。

【朝日小学生新聞2022年1月14日 掲載】