大事な言葉、見ているかな?

しみず・あきひろ
東京大学教育学部、同大学院で学ぶ。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京・京都・大阪で運営。勉強法についての著書多数

大事な言葉、見ているかな?

社会や理科の勉強をするとき、ノートや教科書の大事なところに赤線を引いたり、蛍光ペンで目立たせたりすることがありますよね。でも「いくら大事なところを目立たせても頭に入ってこない」という人もいるのではないでしょうか。

実は、頭に入りやすい人と入りにくい人には、あるちがいがあるそうです。それは視線。大阪大学で、文章を読みながら線が引かれた言葉を覚えてもらう実験をしたところ、覚えるのが得意な人は線が引かれた言葉に視線が集まっていたのに対し、覚えるのが苦手な人は線が引かれた言葉以外に視線を向けていることが多かったそうです。

おすすめは、大事な言葉だけ、ぬき出してまとめ直すこと。ノートの左から4分の1くらいのところに線を引いて、左側に大事な言葉、右側にその説明というようにまとめるのです。まとめることも勉強になるので、よかったら試してみてください。

【朝日小学生新聞2021年12月10日 掲載】