目をとじて出あう新しさ

しみず・あきひろ
東京大学教育学部、同大学院で学ぶ。勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を東京・京都・大阪で運営。勉強法についての著書多数

目をとじて出あう新しさ

今日は、ぼくが本屋さんでやっている、かわった「遊び」を紹介します。やることは簡単。自分の年齢にあいそうなコーナーに行き、目をつぶります。そして、手をのばして、最初に手にふれた本を選ぶのです。

「えっ? 読みたくないかもよ?」と、おどろく人もいるかも。本を探すとき、何となく同じようなジャンルや題材を選びがちですよね。「こんなの読んだことない!」という本を手に取ると、新しい出あいが広がるのです。「買うのはちょっと」という人は、学校の図書室や近くの図書館でやってみましょう。5分読んでどうしてもあわなければ返却すればOKです。

この連載で前に紹介したフォークの歴史については『フォークの歯はなぜ四本になったか』という本を参考にしました。この本も、この遊びで出あいました。「食わずぎらい」な一面に気づいて、新しい出あいを楽しめると、人生面白くなります!

【朝日小学生新聞2021年7月9日 掲載】