辞書や本に親しむ

大塚永美子さん(千葉・渋谷教育学園幕張中に進学予定、リオさんのお母さん)

何でも自分で調べ、考えるように、娘を育ててきました。辞書や図鑑をリビングに置き、わからないことを聞かれてもすぐには答えず、「調べてごらん」。調べた場所にはったふせんが増えるのが達成感となり、身についたようです。

理科の不思議について書かれた本などをたくさん与えたのは娘が塾に行き始めた5年生から。コップの水が盛り上がるのを見て、「なぜかな」と話しかけたこともありました。入試によく出る文学作品もウェブサイトで調べ、本を買いました。娘は塾に行く電車のなかや空き時間などを使い、1日に1冊のペースで読みました。読んでいた作品が入試に出て、解けた問題もあったそうです。

塾帰りの会話で復習

勉強では「その日のうちに復習」をめざしました。でも、睡眠時間を確保しようとすると、塾から帰ったあとにはまとまった時間をとれません。帰り道で「どんな内容だった? 難しかった?」などと問いかけ、話しながら授業を思い出すことで復習にむすびつけました。

新聞やインターネットで知った情報のなかに、寝る前の5~10分が暗記によいというものがあり、就寝前は年表などの暗記にあてました。

ストレスにも気をつけました。受験勉強がいそがしくて友だちと遊ぶ時間がへると、いろいろしゃべりたいだろうな、と思い、進んで娘の話を聞きました。模擬試験が終われば友だちと遊んだり、お祭りに行ったりする機会ももたせました。

【朝日小学生新聞2018年3月18日 掲載】