多様な食材で栄養に気配り

武原浩子さん(京都・洛南高校附属中1年、諒さんのお母さん)

多様な食材で栄養に気配り

去年のいまごろ、息子はまだ勉強のスイッチが入っていませんでしたが、ようやく受験生の自覚が芽生え、行動しなければと感じていたようです。塾に行き始めたのは5年生になってから。おそめのスタートで、ついていけるかどうかの状態でした。

 私は勉強しなさいとは口にせず、成績が下がったときもだまって見守りました。あとで息子に「ありがたかった」と言われました。

 親ができることは、成長期を支える体力につながる食事作りだと考えました。塾の休憩時間に20分で食べるお弁当が夕食になると知ってとまどいましたが、そこで栄養をとらせようと覚悟が決まりました。

 気をつけたのは、できるだけ多くの種類の食材を使うこと。同じ食材にかたよらないように、買い物をするときから気を配りました。とくにたんぱく質がきちんととれるかどうかも意識しました。朝食はご飯、みそ汁、おかずを欠かさず用意しました。

 食事はもちろん、睡眠時間も重視しました。夜10時にねて朝6時に起きる規則正しい生活を続け、8時間をキープ。朝6~7時は算数や漢字などの練習にあてました。

日めくりカレンダーに工夫

勉強面で工夫したのは9月から手作りした日めくりカレンダーです。「受験まであと○日」という日付の下に慣用句やことわざ、年号など暗記事項を入れ、2週間分ぐらいまとめて作りました。1日1個なら覚えられるだろうと考え、暗記事項は塾のテキストや模擬試験でまちがえたところから選びました。

 毎日めくることで息子はモチベーションを保ち、「覚えきらなあかん」という気持ちになったそうです。

【朝日小学生新聞2017年5月7日 掲載】