トイレに記事をはって暗記

柳田真衣さん (東京・普連土学園中新1年、和音さんのお母さん)

トイレに記事をはって暗記

第1志望校を決めたのは5年生の2月。娘と学校体験に行ったことが決め手になりました。去年のいまごろは新学期をむかえて「がんばろう」と思っていました。

でも、春の模擬試験はシビアな結果でした。やろうという気持ちはあるのに思うように力が発揮できない――。娘はもどかしさに苦しんでいたようです。「いまの成績は気にしなくていい。目の前にあることだけをやればいいよ」とはげましました。

勉強で工夫したのは「トイレ記憶」。朝日小学生新聞で社会科の勉強に役立ちそうな記事を私が選び、トイレにはりました。あきないように、はりかえは3日ごと。朝食のとき、記事の内容が話題になるなどして知識が身についたと思います。

自習室で勉強、夕食は弁当

6年生になってから大きく変わったのが夕食です。塾が終わる時間がおそくなり、お弁当をもっていくようになりました。それまでは塾の授業のあとに質問をしたり、友だちと話がはずんだりして帰宅時間が日によってちがい、夕食の時間がおくれることもありました。塾で夕食をすませれば帰宅後はお風呂に入って寝るだけ。私自身、小言が少なくなり、ストレスも減りました。

娘は自宅で勉強するよりも塾の自習室のほうがはかどるようで、授業がない日も自習室に通いました。家族で話し合い、娘の平日の夕食はすべてお弁当にすることにしました。

夕食が家族と別々になって話を聞く機会が減り、娘の悩みを拾いきれなかったかもしれません。でも、友だちに相談したり、自分で解決方法を考えたりすることで、自立の一歩になったようにも感じています。

【朝日小学生新聞2017年4月9日 掲載】