春休みも学習習慣キープ

塚本朋子さん (東京・駒場東邦中1年、優太くんのお母さん)

春休みも学習習慣キープ

第1志望の受験会場から出てきたとき、息子の顔は真っ青。持てる力を使いはたした表情でした。合格を知ってはじけるような笑顔の息子に「合格に向けて努力を重ね、知力、気力、体力を出しつくした経験は尊いよ。受験した意味があったね」と伝えました。

合格をゴールにしてほしくなかったので「これからが大切。努力していかないと」と話しました。受験前に申し込んでいた漢検4級が受かったので、さらに3級も申し込みました。

好きな読書も再開し、入学までに20冊は読んだのではないかと思います。上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」シリーズや浅田次郎さんの小説など好きそうなものを買い、無理強いはしませんでした。夕方は友だちと遊び、ゲームもする一方、毎日1~2時間を勉強にあてました。負担にならない範囲で中1の英語と数学をこつこつ進めました。

積極的に先生や生徒に質問

これから受験をめざす人におすすめしたいのは、説明会などで積極的に先生や生徒に声をかけること。校長先生や入試担当の先生だけでなく、ふつうの先生にも、どんな授業をしているかなどを聞くと、日常の具体的なエピソードを話してくれ、その学校のよいところがわかります。先生に「理科ではどんな実験をするんですか」と聞いて初めて、週に3回、実験の授業があるとわかったこともありました。文化祭で実験をしている生徒に「将来、何になりたいの」と聞き、口々に職業と大学、学部名まで挙げる姿で、そういう教育をしている学校だと気づいたことも。

子どもが希望に満ちて入学式をむかえられるよう、受験校のよいところをほめ、悪口はひかえました。

【朝日小学生新聞2017年2月12日 掲載】