思い切ってお休みを

大島千枝子さん(東京・麻布中1年、聡くんのお母さん)

思い切ってお休みを

去年は今ごろの時期がいちばん大変でした。夏まで順調だった模擬試験(模試)の成績が下がってなかなか回復せず、あせりました。塾に相談し、2週間だけ過去問(過去の入試問題)を遠ざけることに。過去問は夏休み明けに始めましたが、少し基礎がおろそかになっているかも、という判断からです。その期間は塾の勉強や宿題に集中しました。

ちょうどそのころ、息子は体調をくずし、2日ほどねこみました。本人は過去問をやらなくちゃ、とあせったようですが、たっぷりねる姿を見て、私は少し安心しました。「これで悪いものを出し切って、そこからスタートすればいいや」と思ったのです。ここで何かが変わったのかもしれません。12月の最後の模試は低迷しましたが、ある時点から息子の目の色が変わったと感じました。

第1志望の麻布中は4年生のころからどうしても行きたい学校だったので、変更するつもりはありませんでした。かわりに、合格の可能性が高い学校を併願校の候補に加えました。学校説明会はもう終わっていたので、願書をもらいに学校へ足を運び、雰囲気などを確認しました。

マイナスの言葉はかけない

11月は生活リズムを朝型に切りかえ始めました。午後11時就寝、午前5時起床を目標に、少しずつ変えました。
心がけたのは、マイナスの言葉をぶつけてモチベーションを下げさせないこと。できなかった問題があれば「今、わからないところがわかって、よかったね。受験のときにはできるようになっているよ」「今とれなくても、もう一度やったときにできればいいんだから大丈夫」と声をかけました。