自民総裁選で安倍さん3選。沖縄知事選 玉城さん勝利。

自民党の総裁選挙が9月20日にあり、安倍晋三首相(64歳)が石破茂元幹事長(61歳)を破って連続3選を果たしました。沖縄県では翁長雄志前知事が亡くなり、9月30日に新知事を決める選挙が行われました。

自民総裁選で安倍さん3選

質問 歴代の内閣で女性の大臣が最多となった時の人数は何人?

自民党の総裁選挙が9月20日に投開票され、安倍晋三首相が当選しました。安倍首相の総裁3期目の任期は2021年9月までの3年間。来年11月まで首相を続ければ、首相としての通算在任期間は、歴代最長の桂太郎(2886日、明治時代から大正時代にかけて在任)を抜くことになります。

総裁選は1人1票の投票権を持つ国会議員票405票と、同数の地方票の計810票で争われました。安倍首相は全体の7割にせまる553票を獲得。特に国会議員票では8割を超える329票を集めました。一方、党員・党友による地方票は首相の224票に対し、石破さんも181票と健闘。13道県で得票率10ポイント以内の接戦になり、10県で石破さんが上回りました。

3選を果たした安倍首相は10月2日、内閣改造と自民党役員の人事を行い、第4次安倍改造内閣を発足させました。総裁選で首相を応援した派閥(有力議員を中心とした集まり)の議員を中心に、12人が初入閣しました。麻生太郎副総理兼財務大臣や菅義偉官房長官ら6人が内閣にとどまった半面、女性の大臣は片山さつき地方創生大臣1人となりました。

▼答え 5人。2001年4月に発足した小泉純一郎首相の内閣と、14年9月に発足した安倍首相の内閣での数です。

沖縄知事選 玉城さん勝利

質問 日本にある米軍基地の面積のうち、沖縄県に置かれた基地が占める割合は次のうちどれ? ①約50% ②約60% ③約70%

アメリカ(米国)軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対していた沖縄県前知事の翁長雄志さんが8月、病気で亡くなりました。新知事を選ぶ選挙が9月30日に投開票され、前自由党衆議院議員の玉城デニーさん(59歳)が初当選しました。

玉城さんは、翁長さんを支えた共産党や社民党、労働組合、一部の企業人らによる「オール沖縄」の勢力が立てた候補です。自民党などが推薦した前宜野湾市長の佐喜真淳さん(54歳)ら3人の候補に対し、39万6632票と沖縄県知事選における過去最多の得票で大勝しました。

選挙の争点となった辺野古移設については沖縄県が8月末、政府による埋め立て工事の承認を撤回。工事が中断していました。防衛省は10月17日、本来は国民の権利を守るための制度である「行政不服審査法」に基づき、国土交通省に撤回の効力を停止するよう申し立てました。石井啓一国土交通大臣は30日に効力停止を決め、11月1日に工事は再開されました。

工事の再開に先立って、沖縄県議会は10月26日、辺野古埋め立てへ賛否の意見を表明する県民投票を行うための条例を可決、成立させました。投票は来年4月30日までに行われます。

▼答え ③の約70%。沖縄本島の面積でみると、約15%を基地が占めています。

【朝日小学生新聞2019年11月9日 掲載】