たくさん読んで速く深く理解

苦手教科にどう取り組んだの? 朝小はどう活用した? 志望校を選んだ理由は? この春、関西エリアで合格を手にした朝小読者が、受験体験を教えてくれました。(中田美和子)

まちがいノート作って復習
京都・洛南高校附属中に合格 太田賢悟さん

中学受験を考えたのは5年生の春と、おそめのスタートでした。それまでサッカー中心の生活でした。初めて行った塾の講習で「勉強もおもしろい」と思ったのがきっかけです。「先生の説明を聞くと解説を読むよりもよくわかるし、質問もできる。塾に行き始めて人の話をよく聞くようになりました」といいます。

国語の読解問題、特に作者の心情を答えるような問題が苦手でした。いろいろな問題をたくさん解いて練習するしかないといわれ、テキストは15冊くらい取り組みました。テストでまちがえた問題は、問題文が頭に入っているうちにもう一度解いてみました。外来語やことわざは塾への移動時間で覚えました。漢字は、まちがえた問題をまとめたノートを作って復習しました。

朝小は5年生の秋から読み始めました。「ニュースあれこれ」でニュースをチェック。「都道府県ファイル」は塾のテキストほど情報量が多くないので、模擬試験などの前にポイントを復習するのに役立ったそうです。

第1志望を洛南にしたのは「オープンキャンパスで感じたほんわかした雰囲気や、クラス対抗のスポーツ大会など楽しそうな行事がいいと思ったから」。お母さんは「成績がのびなやんだ時期もありましたが、周りの子のがんばりに引っ張られて、がんばれたみたいです。塾もサッカーも友だちの影響が大きいようです」。

朝小でみがいた言葉の力
兵庫・神戸海星女子学院中に合格 鈴木ここはさん

読書が大好きという鈴木さん。受験が終わった今はまず「本が読みたいです」。お気に入りは、朝小の連載から生まれた「言葉屋」のシリーズで、次の巻を楽しみにしています。「『ハリー・ポッター』も、もう一度全巻読み直したいです」

朝小は1年生のころから読んでいて、受験勉強でもさまざまな面で活用しました。「読解力が養えたかなと思います。得意なのは国語の特に物語文です。問題文を読み解くのが速いのは、ほかの教科でもプラスになりました」といいます。お母さんに勧められて3年生のときは「天声こども語」の書き写しをしました。

苦手だったのは算数です。中でも計算ミスになやまされました。「テストの終わる5分前から必ず見直し」をくり返して克服しました。「覚えることが多いうえに似たような言葉や数が出てくる」という公民分野も苦手。朝小の「ここが出る出る 公民チェック!」をよく読むようにしたといいます。

神戸海星女子学院を第1志望に選んだのはオープンスクールがきっかけでした。「英語の授業を受けたときに中1の先輩がやさしく教えてくれて、この学校に入りたいと思いました」

受験前も、週1回1時間程度の習字の習い事は続けました。「字を書くのは好きだし、字がきれいなほうが試験でも評価がいいかなと思って。気分転換にもなりました」

【朝日小学生新聞2019年2月8日 掲載】