From西大和  在宅で「学校生活」 新しさ楽しむ

今、みなさんが学習で最も使う場所はどこですか? 自分の部屋やリビングという人が多いのではないでしょうか。西大和の生徒や先生も同じで、私も4月以降、自宅からオンラインで授業をしています。でも、授業はほぼ通常通りに進んでいます。なぜでしょう?

西大和は3月すべてが臨時休校となり、新しいことをどんどん試し始めました。インターネット環境を確認しながらオンラインで朝礼をしてみたり、教材を配信してみたり、2者面談してみたりしました。その中で気づいたことは「人は知っている顔を見るだけで安心すること」でした。

4月からすべてがオンラインです。在宅での学校生活を始め、授業を変えていきました。教室で行う授業を「オンライン上で同じように行うこと」をやめたのです。例えば、オンラインでいっせいに300人が顔を合わせ、質問を投げかけてその場で全員に共有してみたり、学年全体を50組にグループ分けして話し合ってみたり、チャットの質問に答えたり、東京や海外に進学した大学生をゲストに呼んだり……。それぞれが自宅にいるからできる授業、スピード感を生かした授業を始めました。

2か月たった今、「オンラインだからこそやりたいことに目覚めた」という生徒もいます。学校が再開したときにどのような日常が始まるのか、まだわかりません。でも、2月までとはまたちがう新しい西大和の学校生活が始まりそうで、今から楽しみです。

【朝日小学生新聞2020年5月29日 掲載】