From西大和 元号におだやかな日々の思い

5月1日から新しい元号「令和」になりますね。元号が発表される前に、中学の授業で新しい元号を予想してみようという取り組みをしました。

7世紀の「大化」から247にのぼる元号の歴史やその由来の書籍、「永」「元」「天」といった漢字がよく使われたことなど、これまでの元号についてまず説明をしました。基本的に漢字2字、頭文字が大正のT、昭和のS、平成のHとかぶらない、わかりやすい文字であるなどの条件も加えました。そのうえで出てきた案をいくつか紹介します。

福が永く続くように「永福」、昔の日本にあった地域で助け合い楽しむ世の中になるように「元楽」という案。超高齢社会となる中で目上を敬う気持ちが大切になるから「孝義」、さまざまな問題をかかえる日本が生き残る道を見いだして、日本人だけでなく世界の人々に光を照らせるように「道光」という案もありました。

そして最もユニークなものは「挙手」です。これからはますますグローバルな世の中になるという意味もこめて、英語で読むそうです。「put up  one’s  hand」となるので、イニシャルは「P」です。積極性が大切になるので、だれでも手を挙げられる世の中になってほしいという思いがこめられています。

今回、「令」という漢字を使ったものはありませんでしたが、どの案もおだやかな日々を過ごしたいという願いがこめられたものばかりでした。そうあってほしいものですね。

【朝日小学生新聞2019年4月26日 掲載】