From灘 太陽に最も近い日はいつ?

もうすぐ春分の日です。国民の祝日に関する法律には「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と書かれていますが、日付は定めず「春分日」としています。秋分の日も同じです。これらが何月何日になるかは、国立天文台が計算して、前年の2月1日に発表する「暦要項」で正式に決まります。

春分の日から秋分の日まで何日間あるでしょう。365÷2=182.5日でしょうか? カレンダー上では186日となります。このちがいはなぜ起こるのでしょう。

地球は太陽の周りを1年でひと回りします。軌道が円であれば、太陽が中心にあり、地球の公転の速さは一定になり、春分から秋分までがぴったり半年間と考えられます。しかし、実際の軌道は「だ円」で、太陽はだ円の中心からずれたところにあります。しかし、地球と太陽を結ぶ線が1日間で通過する部分の面積(面積速度)は一定で、地球の公転の速さは太陽に近いところで速く、遠いところでおそくなります=図1。

このことを頭において図2を見ながら次のクイズに答えてください。今年、地球が太陽に最も近づく日と最も遠ざかる日は、1月3日か7月5日のどちらかです。どちらが最も近づく日ですか? 春分の日の地球の位置と秋分の日の地球の位置は、太陽をはさんで一直線上で正反対になるとして考えてください。

国立天文台の暦計算室のサイトの「二十四節気の定め方」を見ると、どう考えたらよいかがわかります。

【朝日小学生新聞2019年3月15日 掲載】