大きな夢を持って英語学習を

あなたの将来の夢、就きたい仕事は何ですか? これからの時代、仕事は大きく変わるといわれています。人の役に立ち、自分も楽しめるような仕事も増えています。例えば、動画サイトで活躍するユーチューバーがいい例です。どんな仕事をして、どんなライフ・ミッション(生涯をかけて成しとげたいこと)を持つのか。少しずつ考えていきましょう。

みなさんは日本の顔として紙幣に登場した人を何人挙げることができますか? 今は発行されていない紙幣ですが、新渡戸稲造と夏目漱石。この2人の英語の達人から、英語との付き合い方を学んでみましょう。

夏目漱石は作家として有名ですが、実は英文学者でもあり、英語教師もしていたのです。でも小学校はもちろん、中学校でもまともに英語を学んではいません。16歳になって夢中で英語を勉強したのです。手当たり次第英語の本を読みあさり、週12時間授業を受け、相当な時間を使ってきたえ上げました。

新渡戸稲造は農業や経済などを学び、アメリカやドイツに留学。東京女子大学で初代学長を務め、国際連盟では事務局次長として働きました。好奇心旺盛で、後に眼病にかかるほど多読に没頭したといわれています。約150年前に生まれた彼がいだいたライフ・ミッションは「太平洋の橋」となることでした。

英語を身につけるには、どうしても時間がかかります。でも大きな夢を持って、中学から本格的に始まる英語の学習に取り組んでいきましょう!

【朝日小学生新聞2018年8月17日 掲載】