From西大和 「事前・事後学習が知識習得のカギ」

事前・事後学習が知識習得のカギ

西大和学園中学校では、さまざまな体験学習を行っています。例えば2016年度の中学1年生は、「星空観察」「化石採集」「昆虫観察」「ウミガメ産卵見学」「裁判所での傍聴(裁判の見学)」「陶芸体験」「『日本最古の道』・山の辺の道(奈良県)散策」の7種類の中から、1人1回は参加しました。

 参加前には、一班5~6人のグループになり、事前学習をします。話し合いで決めた、班ごとにちがうテーマを模造紙にまとめます。地域や学校の図書館、インターネットなどから得られる情報を集め、それをみんなで持ち寄ります。
 発表前の数日間の放課後は、みんな真剣です。アイデアを出し合い、「ああでもない、こうでもない」と打ち合わせする生徒たちばかりです。発表は参加者全員の前に出て、ポスター発表形式で行います。自分たちで調べた内容はもちろん、ほかの班が調べてきたことを発表会で共有し、事前に幅広い知識を持って体験日をむかえます。発表会で得た知識と、実際の体験で感じることの両方から学びます。

 体験後は、事後学習です。体験したからこそわかったことを、事前学習の内容に加えます。今年度は全ての班に文化祭で発表してもらいました。一般の人を前にずいぶん緊張していましたが、立派にやりとげました。体験学習の当日だけでなく、事前・事後学習をすることで、一連の経験がより広がりのある知識につながる活動になりました。

【朝日小学生新聞2017年3月19日 掲載】