From西大和 「ウクレレ作りで「共鳴」学ぶ」

ウクレレ作りで「共鳴」学ぶ

今年度の中学1年生は、授業でウクレレを作りました。一般的なウクレレは、穴のあいた箱(ボディー)にさお(ネック)が取り付けられ、そこに4本の弦が張られています。ピンと張った弦をはじくとなぜ音が出るのか、知っていますか。

はじいた後の弦を観察すると、細かく振動していることがわかります。また、のどに手をあてて大きな声を出しましょう。プルプルとした振動が伝わります。音が出るということは、音を出すモノが振動しているということ。音を出すモノが振動すると、その振動が空気から鼓膜へ伝わり、私たちは音を認識します。
では、ピンと張った弦をはじいただけでも音が出るのに、ウクレレのような弦楽器には、なぜボディーがあるのでしょうか。ボディーをたたくとコンコンと音がします。このことから、ボディーも振動することがわかります。ウクレレでは、弦をはじくと、弦が振動する力をボディーが受けます。このとき、弦の振動数とボディーのもつ振動数が近ければボディーも大きく振動します。

これは、「共鳴」という現象です。ブランコに乗るとき、ブランコをこぐタイミングに合わせて、ほかの人が後ろから押すと、1人でこぐときより高く上がりますよね。振動するモノに、その振動にあった力が加わると大きく振動する現象です。ウクレレのボディーには、弦の小さな音を大きな音にする役割があるのです。
 みなさんも、楽器の音や構造について調べてみてください!

【朝日小学生新聞2017年2月19日 掲載】