From西大和 「見える」ってどういうこと?

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「見える」ってどういうこと?

20161118c_2「見る」ということは理科の観察の基本です。それでは「見る」「見える」とは、どういうことなのでしょう。

物にあたった「光」は反射して、その「反射光」が私たちの目に入り網膜にあたり、電気信号に変わり脳に伝わると、私たちは「見えた」と感じます。だから、物にあたる光をなくしたり(暗くしたり)、目に入る光をさえぎったりすると、「見えなく」なります。また、網膜にあたった光の性質によって私たちは「赤い」「青い」といった色を区別します。色とは光の種類のちがいで「赤い」物は「赤い」光をよく反射し、「青い」物は「青い」光をよく反射します。だいだい色のランプの光しかない高速道路のトンネルの中では白いかべもオレンジ色にしか見えません。

光は電磁波の一種で、「見えている色」だけではありません。例えばテレビのリモコンの先端からは赤外線が出ており、テレビに信号を送っています。リモコンの先端を正面からデジタルカメラでとりながら、リモコンを操作してみましょう。目には見えないけれど、カメラにリモコンから出てくる光が確認できます。

他にも光(電磁波)には電波、マイクロ波、紫外線、X線、ガンマ線などの見えない種類の光があり、これらは物の後ろに回りこんだり、物をすりぬけたりする性質があります。興味があれば、これらの光を見ることができる電波望遠鏡などの装置について調べてみてはどうでしょうか。

【朝日小学生新聞2016年9月25日 掲載】