From灘 「光の正体とは?」

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「光の正体とは?」

暑い毎日が続きますが、みなさんは水鉄砲などで水遊びをしていますか。さて、水鉄砲やホースで水を飛ばすところを想像してみてください。水はまっすぐ進みますよね。もちろん、重力で落下はしますけれど。

2本のホースで水を飛ばし、空中で水流(水のビーム)を交差させるとどうなるでしょう。水流どうしはぶつかり合って、水しぶきとなっていろいろな方向に飛び散ります。これは、2個のボールを空中で交差するように投げたとき、ボールどうしがぶつかって、向きを変えて飛んでいくのと同じ現象です。
当たり前じゃないかって? 

20160926a_02では、2個の懐中電灯で光を出し、その光を空中で交差させてみてください。光はぶつかり合って飛び散るでしょうか。しませんよね! 光は影響し合うことなく素通りするだけです。光どうしはぶつかり合うことがないんですよ。「水やボール」と「光」とでは、根本的に何かがちがうのです。

水やボールは「もの」です。同じ場所に、ことなる二つの「もの」が同時に存在することはできません。これはみなさん、わかりますよね。同じ座席に2人が座ろうとするとぶつかります。ところが光の場合、同じ場所にいくつもの光が同時に存在することができるのです。だから、素通りしてしまうわけです。

光は「もの」ではないんですよ。じゃあ、いったい何? この先は、みなさん自身で勉強してみてくださいね。

【朝日小学生新聞 2016年8月14日(日)掲載】