From西大和 メダカの繁殖に色の効果 研究中

みなさんには好きな色がありますか。青色は心が落ち着く色、赤色は元気が出る色など、色はその色によってもたらす効果があるといわれています。これは人間だけでなく、動物たちにも当てはまるようです。

近年、メダカは品種改良されてたくさんの種類があります。環境省の絶滅危惧種にも指定されているメダカを、どんな環境で育てればより増やせるのか研究が進んでいます。

西大和学園は、理数教育に力を入れる「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されています。多くの高校生が興味のあることについて研究しています。大河内悠馬さん(2年)や田原将吾さん(2年)たちメダカ研究班は、赤い光でメダカを育てれば、より効率よく繁殖するのではないかと調べています。メダカは繁殖期に目立つために体の色を赤色に変えます。これを「婚姻色」といいます。

白い光で育てたメダカ、赤い光で育てたメダカ、卵を産む朝の時間だけ赤い光を当てたメダカを観察すると、朝の時間だけ赤い光で育てたメダカが最も多くの卵を産むことがわかりました。赤い光を当てすぎるとストレスがかかり、逆効果になることもわかりました。

なぜ、赤い光で産卵数が増えるのか。メダカに当たった赤い光を婚姻色と見まちがえているのか、メダカの色覚に影響をあたえているのか、水質にちがいが生じるのか、その原因をこれからも研究していきます。

みなさんも身近にある不思議を大切にして、自分だけの発見をたくさんしてください。

【朝日小学生新聞2022年3月18日 掲載】