From西大和 英単語、ルーツに親しもう

外国語の学習には、単語の暗記はさけて通れません。大学受験までに覚えなければいけないとされる英単語の数は、約1万語ともいわれています。この中には、みなさんもすでに知っているであろうhello(こんにちは)やyou(あなた)もふくむとはいえ、膨大な数ですよね。単語を覚える作業は苦手とする人が多いのも事実です。英単語に対して、少しでも前向きなイメージを持ってもらうためのヒントをご紹介します。

実は、英単語には日本語がもとになっているものもあります。例えば、shogi(将棋)、karate(空手)など日本文化の要になってきたものから、Shinkansen(新幹線)、karaoke(カラオケ)など、多くの人になじみのあるものまで約500語はあるとされています。

逆に、私たちが普段使っている日本語の中にもルーツは英語というものがあります。例えば、「背広」。これはスーツの発祥の地と呼ばれるイギリス・ロンドンの中心部にある「サヴィル・ロウ(Savile Row)」という通りの名前が由来とされています。また、英語とひとくくりにしているものの中にも、ルーツは英語圏以外の国のものもあります。例えば、カボチャを表すパンプキン(pumpkin)はフランス語が由来の一つです。

「本はbook、リンゴはapple」といった無味乾燥な暗記はつらいものですが、その語のルーツを探ってみると、新たな発見があり、覚えやすくもなります。身の回りにある、さまざまな言葉のルーツに目を向けてみませんか。

【朝日小学生新聞2021年12月17日 掲載】