From西大和 コロナ後、国内観光楽しもう

延期されていた東京オリンピックの開催がいよいよ間近にせまってきましたが、いまひとつ盛り上がりに欠ける印象を受けますね。感染が収まらない新型コロナウイルスへの対策で、海外からの一般客の受け入れをあきらめたことの影響もあるのでしょう。

外出をひかえることが求められるコロナ禍のなか、去年から日本に来る外国人の数も大幅に減りました。日本の観光地はどこもかなりのダメージを受けています。ホテルや旅館などの宿泊業、おみやげ物をあつかう小売業など、観光収入にたよっている業界は前例がないほどの厳しい状況に置かれています。

外国人がコロナ前のように自由に日本を訪れるようになるまでまだ時間がかかりそうなので、しばらくは国内の観光客を呼ぶことに力をいれることになりそうです。

西大和学園がある奈良県は、「都道府県魅力度ランキング」(2020年)で7位に格付けされています。地味、田舎、大仏と鹿のイメージしかないとよくいわれますが、法隆寺などの世界遺産や国宝級の歴史的な観光資源にめぐまれています。近年は、歴史以外の分野も充実させようと、県内各地に温泉が整備されています。柿の葉寿司(柿の葉で包んだサバなどの寿司)や漬物の奈良漬だけでない、「食」のブランドイメージも強化しようと奈良らしい新しい名物が生み出されています。

気軽に旅行ができる日常が早くもどってきてほしいですね。そのときはぜひ奈良も候補に入れてください。

【朝日小学生新聞2021年7月2日 掲載】