From西大和  やってみると解決へ進む

長い休みの後で登校する時、新品のノートを使い始める時、何かドキドキしませんか。「始めちゃっていいのかな?」と、初めの一歩をためらってしまうことがあります。

このドキドキは自然なことで、解決するには「やってみる!」ことです。例えば、お菓子の袋を開ける時や、新品のティッシュを使う時は、そこまでドキドキしませんよね。これは相当「やってみた」ことがあって、上手にする方法を知っているからです。経験を積むと、自分に自信が持てるようになり、一歩目がスムーズに出るようになります。

算数の試験で「見た感じ、植木算の問題だなぁ」とか「これはただ、順番通り計算するだけだ!」ってわかった時は、安心して解き進められますね。

でも、「これは図形の問題なのだろうか?数が規則的に並んでいることが本質の問題なのか?」と、パッとわからない問題だと、困ってしまうことがあります。そんな時は、とにかく何か「やってみること」です。見当ちがいかもしれないけれど、ひとまず図をかいてみるもよし、わからない長さを記号に置きかえてみてもよし、何でも構いません。

「やってみる」ことにも練習は必要です。問題集を解き進める時も、章やタイトル、答えをパッと見るのではなく、「どんな方法で解くのかな? とにかくやってみよう!」と自分で方針を決めましょう。そのうちに、試験当日もドキドキではなく、ワクワクした気持ちで取り組めるようになりますよ。

【朝日小学生新聞2021年4月9日 掲載】