From西大和  仮想空間も使って文化祭開く

新しい技術や機器は、今までのやり方を変える力があります。私は6月のオンライン入学式で、「新型コロナウイルスの影響で5月の体育祭は間に合わなかったけど、9月上旬の清榮祭(文化祭)はオンラインでしたいよね」と生徒たちと話していました。そして生徒が分散登校し、来場者はインターネット上で参加する文化祭を開くことが、夏休み前に決まりました。

オンライン会場として、バーチャル(仮想)空間で人が集まれる「cluster」上で、西大和の校舎を完全に再現しました。オンライン上の校舎は、生徒会電算部の生徒が夏休みに実際の校舎を測量し、3D(立体)データ化してつくりあげたものです。

cluster上の校舎の中は自由に散策でき、学校の雰囲気や文化部の展示などが楽しめます。クラス展示や発表の様子を撮影した動画などのコンテンツはホームページにものせて、有志団体の動画はYouTubeで配信しました。また、西大和生と保護者に向けて、開会式やイベントの生中継や生配信ライブも行い、現実世界と仮想空間を行き来しながらお祭りを楽しみました。

さらに、1か月ほどかけて盛り上げようと、つくったコンテンツは9月末までホームページで見られるようにしました。来場者がじっくり味わうしくみを考えた新しい文化祭です。来年度も社会状況によって変わりますが、これからも「オンラインで新たなコンテンツをつくる楽しみ」を追求していきます。

【朝日小学生新聞2020年10月16日 掲載】